女性活躍による5つの経営効果
- 優秀な人材の確保
就職活動中の女子学生は「女性が継続して働きやすいかどうか」をチェックしています。ポジティブ・アクション(※)として女性を積極的に募集している企業や、仕事と家庭の両立支援制度が利用しやすい企業には、優秀な人材が集まります。また、人材の定着につながります。 ※ポジティブ・アクション:固定的な性別による男女の役割分担意識や過去の経緯から、「営業職に女性はほとんどいない」、「課長以上の管理職は男性が大半を占めている」等の差が生じている場合、実質的な機会均等を実現するため、個々の企業が行う自主的かつ積極的な取組。
- 生産性の向上
家庭の事情等で比較的時間の制約が多いとされる女性が、リーダーとして効率的に活躍することは、職場全体の働き方にも影響を与えます。女性が働きやすい会社=男性も働きやすい会社です。育児や介護などで制限のある働き方をしても評価が下がることなく働きつづけられること(※)は仕事へのモチベーション維持に効果があると考えられます。 ※妊娠、出産、育児休業、介護休業等を理由とする不利益取り扱いやハラスメントは、男女雇用機会均等法第9条及び育児・介護休業法第10条により禁止されています。
- 新しい付加価値の創造
多様な人材の幅広い視点を活かすことで、仕事のやり方や仕組みを変えることが期待できます。また、消費者の大半は女性であり、女性目線での新しい商品やサービスの創造が重要視されています。 - 女性従業員の人材育成と就業意欲向上
女性従業員の育成が進むことで、メンター(※)的役割となる女性が増え、若い女性の人材育成が進みます。「あの人のようになりたい」という存在が増え、目指したい女性がいることで、自分自身もキャリアアップのイメージを持つことができ、就業意欲向上にも繋がります。 ※メンター:仕事上(または人生)の指導者(助言者)。 - 企業価値の向上
①~④の取組が深化することにより、企業価値の向上につながります。 優良企業としての認定、認証を受けることで、企業の魅力がアピールできます。 また、公共調達などの優遇措置が受けられる場合があります。
ながさき女性活躍推進会議では…
会員企業・団体の自主宣言を当サイトで公開。企業のPRにお役立ていただけます。 また、メールなどでのセミナー情報等の提供も行っています。
長崎県の取組
【女性活躍推進アドバイザー派遣】
県内の中小企業を対象に、女性活躍推進法における一般事業主行動計画策定や、ワーク・ライフ・バランスや職場環境づくりについて アドバイスする専門家(社会保険労務士等)を無料で派遣しています。 詳しくは、「女性活躍推進アドバイザー」派遣について(外部サイトへ移動します)のページをご覧ください。
【長崎県誰もが働きやすい職場づくり実践企業認証制度(略称:Nぴか)】
若者から高年齢者、男性、女性といった、年齢・性別に関係なく誰もが働きやすい職場づくりに積極的に取り組む県内企業を優良企業として認証します。
(詳しくは、誰もが働きやすい職場づくり実践企業認証制度(略称:Nぴか)(外部サイトへ移動します)のページをご覧ください。)
【Nなび(ながさき県内就職応援サイト)】
長崎県が運営する求人・求職者情報サイト「Nなび」において、ながさき女性活躍推進会議の自主宣言登録会員を「女性活躍企業」としてPRします。
(詳しくは、Nなび(ながさき県内就職応援サイト)(外部サイトへ移動します)のページをご覧ください。)
【建設工事入札制度における優遇措置】
長崎県建設工事入札制度合理化対策要綱が改正され、新たな主観点審査項目として「女性の活躍推進」が平成27年4月1日から追加されました。
詳しくは、女性の活躍推進活動に関する評価取扱要領の制定について(外部サイトに移動します)のページをご覧ください。
また、「長崎県誰もが働きやすい職場づくり実践企業(略称:Nぴか)」が平成29年4月1日から追加されました。
(詳しくは、Nぴか企業は長崎県建設工事入札参加者格付で加点されます。(外部サイトへ移動します)のページをご覧ください。)